バイオリンのコンディションチェックの仕方!

今回はディーラー目線でのバイオリンのコンディションチェックの仕方について説明したいと思います!

ディーラーによって様々なコンディションチェックの仕方はございますが、普段プレイヤー様が楽器を選ぶ際に是非気を付けてほしい部分を紹介したいと思います。

まず一番気を付けてほしい部分はバイオリンのボディーのクラックです。表板は古い楽器になると基本クラックは発生しており、修理が施されています。(クラックとは縦線に入る割れの事です)

ある部分だけ特に気を付けてほしいのは魂柱部分にあたる場所、表面からは駒の足元をチェックしてください。

その部分にクラックが入っているとかなりの修理が施されている、または施されていないまま商品として出されているかもしれません。

表面であれば修理が効くのですが、もし裏面にクラックが入っているといくら良い楽器でも修理してもかなり厳しいコンディションとなり、あまりお勧め致しません…

また、モダンイタリアン(1900年代)に多いですが、表面裏面共に厚いため削られている事が多いです。なので店員さんに聞くのもいいでしょう。

オリジナルが価値としてベストですが、削られている理由としては音を良くするために削られているため、今後売却を考えて投資目的の方は少し気にした方がいい部分でもあります。

他の部分はディーラーとして見る目が必要になっていくため、楽器の知識に自信がない方はまず表面にあるクラックを気にして、店員さんに細かくコンディションのチェックを受けるのがお勧めです!

また、ニスについて聞くのもおすすめです!基本はオリジナルのニスが残っておりますが、古い楽器になればなるほど稀にリタッチや塗りなおしがされてしまっております。そのようなバイオリンも一気に価値が下がってしまいます。

少しでも楽器購入をお考えの方に参考になれば幸いです!

アメリカ出張行ってきました!

シカゴ交響楽団

関連記事

  1. ニューヨーク・フィルハーモニック

    アメリカ5大オーケストラの一つである、ニューヨーク・フィルハーモニックにつ…

  2. MUSIC CHINAへ出張に行ってきました!

    10月10日から13日まで中国の上海で開催されたMUSIC CHINAに行…

  3. ドイツのStradivarius? Staine…

    チロル州立博物館にて撮影 インスブルック(オーストリア)のチロル州…

  4. 日本ヴァイオリンフェア!

    先日は普段お世話になっている日本ヴァイオリン様が主催する「日本ヴァイオリン…

  5. ペーパーナイフ作り!

    先日スクロールを製作中に出る余った木材を利用して、ペーパーナイフを製作しま…

  6. バイオリンのバスバーとは?

    こんにちは!カポラリです!バスバーとはご存知でしょうか??…

  7. ヴァイオリン製作してきました!

    こんにちは!atsumariのマリオです!先日、私の親族が運営している…

  8. 高価な楽器はどのように判断しているのだろうか?

    こんにちは、atsumariのカポラリです!だんだんats…

2019年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
PAGE TOP